奈義町の幼稚園で人形劇をおこないました。奈義町は、岡山県と
鳥取県との県境にある町です。
奈義町では、今年の5月に「人権教育研修講座」の催しとして、
チンパンジーに関する講話と人形劇「ジャングルからのメッセージ」をさせていただきました。(会の様子は、2011年5月25日 奈義町人権教育研修講座をご参照下さい。)
今回は、研修講座に参加されていた幼稚園の先生からのご依頼です。
町にある2つの幼稚園、中央東幼稚園と滝川つくし幼稚園の園児たちが、みんなで一緒に人形劇
「こころのみみ」を鑑賞しました。
空気がひやっと肌寒く、“冬の一歩手前”、そんな印象を受けました。
しかし、奈義町の幼稚園児たちは、寒さを少しも感じさせないほど元気でした。
朝、私たちが準備をしていると、隣の部屋からにぎやかな音楽が
聞こえてきました。
何をしているのかな?と覗いてみると、男の子はレンジャーの
テレビ主題歌を、女の子は “ギュギュッ” という歌詞の流行りの歌を、
めいいっぱい体を動かして踊っていました。腕をのばしたり、ジャンプしたりと元気ハツラツです。
さらには、開演が近づき会場に集まったあとも、私たちのユニフォームにプリントされている人形の
写真や、劇の小道具に貼ってある写真を指さして「チンパンジーじゃ!」と感激。
好奇心も旺盛です。
もちろん、劇を見ている間も元気いっぱい。
おしゃべりな鳥のキャラクター“シャベリーさん”が登場すると、
そのユニークな話し方に大笑い!
かと思えば、カーテンの間から現れたでっかいゾウさんにちょっとびっくりしたり、森の長老“バオバブさん”のセリフにツッコミを
入れたり・・・。
舞台裏で聞いていても気持ちがいいほど、さまざまな反応を見せてくれました。
劇のあとも、「面白かった?」と聞いてみたら、
「おもしろかったー!」「かんどうしたー!」と、口ぐちに報告が
始まり、しかも、「あのな、お父さんのところがな・・・」と
話し出したらなかなか止まりません。
“子どもらしい” 姿に、私たちも思わず笑みがこぼれてしまいました。
さて、今回のこの劇は、奈義町の教育委員会が主催する家庭教育支援事業として実施しました。
そのため、お母さんも、何名か劇を見に来て下さいました。
そのお母さん方から感想をいただきましたので、少しご紹介します。
「息子にも“こころのみみ”を持ってほしいと思います。動物だけでなく、人に対して、友達に対して
優しい気持ちを持ってほしいです。(以下省略)」
「子ども達の感性を育ててくれる良い作品でよかったです。なかなか上手に子どもに伝えてあげること
ができないことを、人形や映像を使って分かりやすく伝えて下さって 親としてもありがたく思いま
した。家でも、子どもと一緒に話してみようと思います。」
人形劇 “こころのみみ” は、”心” をテーマにしたお話です。
お家でもぜひ、今日の劇を振り返って、動物や植物を大切にすること、やさしい気持ちを持つことなど
”心”についてお話してもらえると嬉しいです。
奈義町は今が紅葉まっさかり。
樹齢900年を超える大きなイチョウの木も見ごろを迎えていました。
くらい大きくなってほしいなと思います。
(Taeko.N)